変形性膝関節症


 変形性関節症(OA)とは、関節軟骨の変性摩耗を特徴とし、関節構成体や関節近傍組織に生じる一連の二次性変化を包括した疾患と定義されます。

 その中で有病者数がX線学的膝OAでは約2,500万人、有病率が60歳以上で男性47%女性70%となっています。

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 ただ、無症状のものも多く、痛みを伴うものは20~40%程度しかありません。

 次に膝OAの痛みの特徴ですが ・動作開始時や歩行時などの運動時痛が主体。 ・皮膚の痛みと比べると、局在がはっきりしなく、鈍い、不快、長引きやすい。

・痛みの程度は活動性に依存する。(心理状態も痛みの変化に関与)

・内側OAの疼痛部位は内側、膝窩部、鵞足部の順に多い。 などがあります。

 更に痛みの発生部位は関節内組織(関節軟骨、軟骨下骨、滑膜、関節包、膝蓋下脂肪体、関節内靭帯)での痛みが主になります。

 膝のOAには鍼灸治療や関連筋に対する筋膜リリース、マニュプレーションがオススメです。

  痛みが落ち着いてきたら、トレーニング指導も行っています。自宅でも簡単に出来るものなので続けられます。日常動作で辛い時にはサポーターも準備しています。

 膝OAの痛みは活動性により大きく変動しますが、しっかりと治していきましょう。

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