こんにちは。スタッフの竹井です。
雨が続いていて困りますね… 皆さん、雨風に気をつけて下さいね!
今回は偽関節(ぎかんせつ)について書きます。
偽関節とは、骨折の治癒障害の一つです。
骨折が生じると時間の経過とともに骨折局所に修復機転が進行し,やがて骨折が治癒します。
しかし骨折の治り方は,年齢,骨折自体の状態,全身状態など種々の因子の影響を受け,条件がよければ治癒機転は促進され,悪条件であれば治癒は遅れ,場合によっては治癒機転は中断することがあります。
偽関節は骨折後進展してきた治癒機転が停止した状態を言います。一方,骨折治癒機転の進行が遅れ,骨化が遅れているものを遷延治癒骨折と呼ぶが,この状態はしばしば偽関節に移行します。
偽関節特徴
「偽関節」の最大の特徴は、可動性の「異常」にある。ふつうの「関節」は自分の意思で曲げたり伸ばしたりできますが、「偽関節」は意思によらず、勝手に曲がったり伸びたりします。だから、部位によっては固定装具を使わないと、日常生活に支障をきたすことがあります。
【偽関節の原因】
①骨折の性質
血行不良部位の骨折(下腿骨中下1/3、大腿骨頚部内側、舟状骨、距骨など)
粉砕骨折や骨欠損型の骨折
軟部組織の高度挫滅・広汎欠損を伴う開放性骨折
②不適切な治療
不適切な牽引(強すぎる、方向が不適切など)
不適切な手術(内固定具の強度不足、手術技術の稚拙、介在物の除去不足、過剰な骨膜剥離など)
不適切な後療法(負荷が早すぎる、または強すぎる、負荷が遅すぎる、または弱すぎる、不適切な装具の装着など)
内固定具の折損
本院での偽関節の治療
なんと言っても超音波です!!
私自身、二年前にバイク事故で足の中足骨という部分を骨折し、偽関節になりました。
しかし、この超音波を毎日当て続けてたら数ヶ月で治りました!レントゲンでも綺麗に骨がくっついてました。日常生活も運動も不自由なくできてます。
固定もしっかりします。
- 当院では交通事故の治療も行っていますので、身近で交通事故で困っている方がいらっしゃいましたら、いつでもお問い合わせ・ご相談下さい。