【二十四節気】雨水とは?養生法やおすすめの食材・ツボもご紹介


こんにちは!

木曜日担当の榊原です。

暦の上では春を迎えたものの、まだまだ寒さが残るこの頃。

2月18日からは、二十四節気の「雨水(うすい)」を迎えます。

今回は、雨水とはどのような時期なのか、おすすめの養生法や食材、ツボなどをご紹介します。

雨水とは?

雨水とは、二十四節気の2番目に位置し、立春の次にめぐる季節です。

冬の寒さが和らぎ始め、雪や氷が解けて雨水となり、草木が芽生え始める時期を表します。

空気が潤い、草木が芽吹き始める頃で、春の始まりを感じる頃です。

昔から、雨水は農作業を始める目安とされてきました。

この時期に降る雨は、草木を潤し、大地を肥沃にする恵みの雨と考えられていたようです。

雨水の時期はいつ?

2025年の雨水は、2月18日です。

毎年日付が異なり、1年ごとに1日〜2日程度のずれが生じます。

雨水の頃の気候や体調の変化

雨水の時期は、寒さから解放され、日差しも少しずつ暖かく感じられるようになります。

しかし、天気は変わりやすく、気温の変化も大きいため、体調を崩しやすい時期でもあります。

特に、以下のような症状が現れやすいので注意が必要です。

  • 寒暖差疲労
  • 自律神経の乱れ
  • 風邪やインフルエンザ
  • 花粉症
  • 乾燥肌

雨水におすすめの養生法

雨水の時期を健康に過ごすためには、以下のポイントを意識した養生法がおすすめです。

  • 体を温める:薄着は避け、暖かくして過ごしましょう。
  • 睡眠をしっかりとる:質の高い睡眠を確保し、疲労回復に努めましょう。
  • 適度な運動:軽い運動を取り入れ、血行を促進しましょう。
  • バランスの取れた食事:栄養バランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めましょう。
  • 保湿ケア:肌の乾燥を防ぐために、保湿ケアをしっかり行いましょう。

雨水におすすめの食材

雨水の時期には、体を温め、免疫力を高める効果が期待できる食材を積極的に摂りましょう。

  • 旬の野菜:キャベツ、菜の花、ブロッコリーなど
  • 根菜:にんじん、ごぼう、れんこんなど
  • きのこ:しいたけ、しめじ、えのきなど
  • 豆類:大豆、黒豆、納豆など
  • 魚介類:ぶり、さわら、牡蠣など

雨水におすすめのツボ

雨水の時期に現れやすい症状を和らげる効果が期待できるツボをご紹介します。

  • 合谷(ごうこく):手の甲、親指と人差し指の付け根にあるツボ。万能のツボといわれ、頭痛や肩こり、便秘などに効果があります。

  • 足三里(あしさんり):膝下の外側、すねの骨のキワにあるツボ。胃腸の働きを整え、免疫力を高める効果があります。

  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上のツボ。冷えや生理不順、むくみなどに効果があります。

これらのツボを、1回に3秒〜5秒程度、気持ち良いと感じる強さで5回程度押してみましょう。

おわりに

雨水は、冬から春へと季節が移り変わる時期です。

気温や気候の変化が大きいため、体調を崩さないように注意が必要です。

今回ご紹介した養生法や食材、ツボなどを参考に、雨水を元気に過ごしましょう。

当院では、雨水の時期に起こりやすいお体の不調に対し、鍼灸治療やマッサージなどの施術を行っております。

お気軽にご相談ください。

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