【啓蟄】冬眠していた生き物たちが目を覚ます頃|体調管理は鍼灸で


こんにちは!木曜日担当榊原です。

3月5日を迎え、二十四節気では「啓蟄(けいちつ)」となりました。

啓蟄とは、冬ごもりをしていた虫たちが、暖かさを感じて土の中から顔を出す頃。本格的な春の訪れを感じ始める時期です。

啓蟄の時期の体と心の変化

  • 気温の上昇:
    • 日中は暖かさを感じる日が増える一方で、朝晩はまだ冷え込むなど、寒暖差が大きくなります。
  • 自然の変化:
    • 草木の芽吹きが見られ、春の息吹を感じます。
    • 花粉の飛散も本格化し、花粉症の方にはつらい時期となります。
  • 体の変化:
    • 冬の間に溜め込んだ老廃物を排出しようと、体が活発に動き始めます。
    • 自律神経が乱れやすく、体調を崩しやすい時期でもあります。
    • 東洋医学では、「肝」の働きが活発になる時期と考えられています。

啓蟄の時期に起こりやすい不調

  • 花粉症:
    • くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど
  • 自律神経の乱れ:
    • 頭痛、肩こり、めまい、イライラ、不眠など
  • 春の肌荒れ:
    • 乾燥、かゆみ、ニキビなど
  • 消化器系の不調:
    • 便秘、下痢、食欲不振など

鍼灸でできること

鍼灸では、これらの不調に対して、以下のようなアプローチで改善を促します。

  • 自律神経の調整:
    • ツボを刺激することで、自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促します。
  • 免疫力アップ:
    • 体の免疫機能を高め、花粉症などのアレルギー症状を緩和します。
  • 血行促進:
    • 血流を改善することで、新陳代謝を高め、老廃物の排出を促します。
  • 「肝」の機能調整:
    • 東洋医学で春に活発になる「肝」の機能を調整し、精神的な安定を促します。

啓蟄の養生法

  • 十分な睡眠:
    • 質の良い睡眠を確保し、自律神経を整えましょう。
  • バランスの取れた食事:
    • 旬の野菜や果物を積極的に摂り、体の内側から整えましょう。
  • 適度な運動:
    • ウォーキングやストレッチなど、軽い運動で血行を促進しましょう。
  • ストレス解消:
    • 趣味やリラックスできる時間を作り、心身のストレスを解消しましょう。

当院での施術

当院では、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

啓蟄の時期に起こりやすい不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。